発達障害な私の育児日記

発達障害な私の育児日記

発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

このブログは脳内垂れ流しな私の成長日記

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このブログは、発達障害アスペルガー症候群)な私のことと娘の育児や成長、そして夫のことを書いているんですが、だいぶいろいろと成長したなぁと感じています。

 

しかも、脳内垂れ流しなので恥ずかしいとも思いますし、最初の頃と今では矛盾点もたくさんあります。なので、今回は素の文体に近い感じでこのブログのことと私の成長を振り返ろうかなと思います。

 

 

 

脳内垂れ流し

 

このブログを書き出したのは「とりあえずブログをやってみたら何か将来に繋がることがあるかも」ってだけでした。「ちゃんと書けたらアフィリエイトとかもあるらしいし〜」って軽い気持ち。

 

そして、「ブログには個性が大事」と知って、少しずつ発達障害のことを書きました。最初の頃はね、「何もわからなかった私がここまで自分のことを知れてすごい!もしかしたら誰かの役に立つかも!」ってかなり勘違いしてました。

 

比較的誰もが通る道ですね。承認欲求などを勘違いして「私は世の中の困っている人を助けるんだ!」的なやつ。

 

だけど、この感情は自然に治りました。というか、承認欲求が世の中から夫へ変化したんですよ。書いているうちに夫に発達障害だと認めてほしくなったんです。夫は発達障害否定派だったんですよね。だから、夫へ自分の発達障害のことを何度も何度も伝えました。

 

この頃は、夫のこと、夫に発達障害を伝えたこと、発達障害は障害ではなく個性だってことを記事に書いていると思います。

 

夫婦関係が少しギクシャクしてたってのも関係あります。とりあえず、「私は私だ!私だってがんばってるし、成長してるし、普通の人間だー!」的な思考でいっぱいでした。夫に認めてほしかったんですよね。それをブログに書くことで誤魔化してました。

 

そして、病院の診断を受けると決めてから感情が落ち着いてきて、最近は「それぞれ個性があるよね。人間は浅くて深い。自分のことも全然わからないや」っていい感じで開き直ってます。

 

なので、発達障害関連だけでなく、育児関連の記事でもこれらの感情が見え隠れしてるんじゃないかなぁと思ってます。

 

でも、ブログの記事を書き直す気にならないんですよね。これを書いた当時はこの考えで、そして精一杯がんばって生きてたんですよね。たとえ間違いがあれど、書き直したり消したりするのは過去の自分に失礼かなぁと思って放置してます。どう書き直せばいいかわからないってのもあるし。

 

まぁ、アフィリエイトもやってないですし、私の記事を信用したら命に関わるなんて内容もないですし。

 

矛盾もたくさんあるだろうし、言葉選びが間違っているところもたくさんあるだろうけど、自分の発達障害と向き合いながら子どもを幸せにしたいと必死に育児している人間の成長記録だと思ってもらえたらうれしいです。

 

ブログで成長したよ

 

ブログを書いている期間の自分の変化は2つですね。

 

頭の中が軽くなったよ!

 

ブログは本当にアスペルガーなどの発達障害の方にオススメです。

 

頭めっちゃ軽くなるよ!頭の回転が速くなるよ!

 

okamati.hatenablog.com

 

この記事でも書いたんですが、ASDって脳での情報管理が下手なんですよ。それぞれの体験ごとに箱に詰めて部屋に散らばっている感じ。整理もされてないし分類分けもされてない。

 

それがブログを書くことによって整理されます。書く内容に対しての情報を引き出すから、自然と分類分けができるんですよ。特に、知識や経験を書くのがいいんじゃないかな。頭の中の情報を整理するだけで頭の中がめっちゃ軽くなりますよ。

 

軽くなるとね、情報を引き出しやすいし、新たな情報も得やすい。しかも、一度整理してしまえば後から手に入れた情報も自然と整理されていきます。楽だし便利ですよ。

 

パソコンなどでも容量って大切じゃないですか。重くなると動きが悪くなるから軽くするでしょ。あれと一緒。

 

ブログに書くのは抵抗があるって人はノートでもいいし、書くのが苦手って人は音声録音とかスマホとかの音声入力を利用するのも手だと思いますよ。

 

みんな幸せになる権利があるよ!

 

最近「私は幸せになる権利がある!」と思えるようになりました。すごくないですか。自分が一番驚きました。

 

これからも悩むこともあるし、壁にぶつかることもある。でも、私は絶対幸せになれる。未来には幸せがたくさんある。

 

こんな風に思えるようになりました。この自分の感情に気づいたら、心も頭もスッキリしました。「私はもう大丈夫だ」と思えました。

 

たぶん、子どもの影響が大きいです。

 

子どもがね、私に似ずめちゃくちゃ優しくて思いやりのある子なんですよ。そして、自分がされてうれしかったことを親にたくさんしてくれるんですよ。

 

愛情、信頼、安心感を子どもが感じられるようにって自分なりに必死になってやってきたことをね、私にしてくれるんです。頭や頬を撫でたり、頬にキスしたり、いろんなことをしてくれます。その度に「伝わってた。子どもも喜んでくれてた。うれしい」ってなるんです。

 

それに私が暗い顔をしてると、子どもを抱っこしたときに子どもが私の胸に手を当てて「たい、たい、てー!」って痛いの痛いの飛んでけ〜をしてくれるんです。

 

優しすぎません?人の心も自分の心もわからなかった私の子がこんな優しいことをしてくれるんですよ。これだけで「あぁ、生きててよかった」と思います。

 

そしてね、この《幸せになる権利》に気づいたとき、これは命ある全てのものが生まれたときから持つ当たり前の権利なんだってわかりました。

 

みんな幸せになる権利を持って生まれてくる。だけど、いろんなことがあって「世の中、不幸だらけだ」と思ってしまう。でも、生きることにがむしゃらになって前に進めば幸せになれるよ。あなたは幸せになるべき人なんだよ。

 

今後の予定

 

正直、これだけ改善したんだからこれ以上がんばって改善するのはやめようかなとも思います。だって、改善するためにがんばるのって、結果が出たら楽しくなるけど結果が出るまではめっちゃしんどいんですよ。

 

でもね、発達障害が祖母から母に遺伝して、母から私に遺伝したってことは、子どもへ遺伝してなかったとしても子どもの子どもに遺伝するかもしれないじゃないですか。

 

もちろん、結婚するしないも、子どもを産む産まないも子どもの自由ですよ。恋愛もしてもしなくても、同性でも異性でも、はたまた人以外が対象の恋愛でも、その人の自由だから気になりません。子どもが毎日笑ってくれてればそれでいいです。

 

だけど、可能性がある以上「私はもうこのままでいいや」は無責任かなと思うんですよね。

 

この先どんどん医療も進化していくでしょうし、今の知識は間違っているかもしれません。でも、私が自分の状態を把握して改善することが子どもの将来の役に立つかもなぁと思います。

 

なので、とりあえず現在WAIS-IIIの結果待ちの段階なんで、結果が出たら聴覚情報処理障害の診断を受けようかなぁと思ってます。私の問題がどうやら聴覚のようだし、子どもも聴覚が苦手っぽいんですよね。

 

この辺りは後々記事に書くと思います。

 

okamati.hatenablog.com

 

それと、この記事にも書いたんですが、最近幼少期のトラウマを癒すことができたんですよ。数日はトラウマの影響で辛かったけど、どんどんトラウマが消えて、今ではずっと感じていた不安感がかなり消えたんですよね。毎日めっちゃ安定してます。

 

これにより脳に変化があるんじゃないかなぁと思ってます。五感関係に変化がありそうなんですよね。自分の変化をチェックしようと思ってます。

 

この辺りが自分の今後の予定です。

 

後、少し話はずれますが、少し夫婦関係がギクシャクしてたって書いたじゃないですか。あれ、夫の短気が原因です。夫は短気な上、たまに理不尽なことでいきなりキレてたんですよね。ADHD傾向があるからそれが原因だと思ってたんだけど、どんどん酷くなって怖かったんですよ。

 

それで、かなり短気な夫にADHD傾向の人に効果があると噂のカゼインフリー、グルテンフリーをゆるく始めたんです。小麦粉と牛乳を抜く食事のことです。これが効果抜群!1週間もしないうちに穏やかになりました。本当にビックリです。

 

ADHD傾向の衝動性が強い方は一度カゼインフリー、グルテンフリーを試してみてもいいんじゃないかなぁと思います。ちなみに、私は全く変化なしです。逆に私は、お米ばかり食べると調子が悪くなるんで小麦粉は必要です。それぞれに合った食事があるんですね。

 

夫には引き続き観察しながら続けていきます。

 

もしも私が私を育てるとしたら

 

もしも私が私を育てるとしたらってよく考えます。これで記事を書こうかなとも思ったんですけどね。もしも話は違うかなぁと感じたので、この記事でちょっとだけ書きます。

 

ちなみに私は感覚過敏なしでした。正確には、鈍感過ぎて何にも気づかなかったって感じです。

 

幼少期の私を育てるなら

 

心を感じないだけで心はあるんです。なので、目一杯心を揺り動かすようにします。

 

愛情を伝えるときは力いっぱい抱きしめる。褒めるときはサンバを踊りそうな勢いで盛大に褒める。怒るときは声を低くして短時間だけ怒る。説得したいときは抱きしめながら語りかけるように優しく言う。

 

表情を変えて、声の高さも伝えたい内容に合わせて、オーバーリアクションで伝えます。周りに笑われるくらい、良いことはオーバーに伝えます。

 

後、気持ちを代弁します。楽しそうなら「楽しいね」、悲しそうなら「悲しいね」、悔しそうなら「悔しいね」って感じですね。それらの感情を出すときに癖があったらその癖も伝えます。

 

要は、自分で心に気づかないなら、外から刺激して周りの人間が気づいて教えてあげるようにするんです。

 

「あなたには心があるよ。私に伝わっているよ」って伝え続けるんです。

 

これに関しては、私が子どもにしていることです。定型発達でも発達障害でも問題がない育児方法だけど、ASDにはかなり効果があるんじゃないかと感じています。

 

小学校高学年くらいの私を育てるなら

 

私は、これくらいの時期から人間関係がツラいと自覚しだしたんです。なので、自分を知るきっかけを与えます。

 

  • 思ったこと、感じたこと、教わったこと
  • その時の状況
  • 冷静になってからの感想
  • 他の人ならどう対処する可能性があるか

 

この4点をノートのページを4分割にして書くように伝えます。私がノートを用意してあげますね。んで、「悩んでることとか書くと頭の中がすっきりするよ」みたいな感じ言うかな。もちろん、内容は本人以外は絶対見ないと約束します。親に見せるようにも言いません。

 

要はね、1つの出来事を掘り下げて考える癖を付けさせるんです。これってASDにはめちゃくちゃ大切なんですよ。でも、ASDってこれができないんですよね。

 

書くことができなくてもいいんです。間違った判断をしていてもいいんです。ただ、何故そんな風に思ったか、その時と冷静になってからの判断の違いは何かを分析することによって自分を知ろうとするきっかけになる可能性があると思うんです。そして、他の人ならどうするかを考えることによって、自分と他の人の違い、他の人を観察して学ぶってことを知ってもらえる可能性があるんじゃないかと思います。

 

ASDには自分と向き合うきっかけをどうやって作るかがポイントになるんですよ。

 

排泄関係はきちんと教える

 

排泄、要はトイレのことです。これ、めっちゃ大事です。私が私を育てるときは排泄関係はきちんと教えます。

 

私の母はASDだからか、子どもが急に「トイレに行きたい!」って言うと機嫌が悪くなるタイプだったんですよ。自分の予定を崩されることが嫌だったんですよね。「トイレに行きたい」と言って親の機嫌が悪くなるって、幼い私には嫌なことです。だから、私はこの母の態度により「トイレに行きたい」って言えなくなりました。

 

お漏らしはしたことはないです。ただ、トイレに行きたいって言わなくていいように対処する内に頻繁にトイレに行くようになったんですよね。

 

学校では休み時間ごとに行ってました。大人になってもトイレに行けない状況が苦手です。正直、これにより選ばない職種もあります。トイレがない公共機関の乗り物に長時間乗れないですね。車で高速を走るときは今でも緊張します。トイレ関係は、地味に今でも困っていることの1つなんですよ。

 

排泄って一生に関わることなんですよね。特にアスペルガーは思い込みが激しい。だから、一度のことが一生に影響することもあるので「トイレに行くことは正しいことだし恥ずかしいことでもない。みんなが当たり前にすることなんだ」ときちんと教えるのがめちゃくちゃ大切です。

 

私が私を育てるなら、トイレの使い方なども教えてあげますね。次に使う人のためにするべきことなどを教えてあげるのがアスペルガーには大切なんです。

 

こんな些細なことをって思うかもですが、もしも私が私を育てるなら、誰もが行う行為こそきちんと教えてあげます。

 

まとめ

 

ちょっとした言い訳でした。最初の頃と矛盾してるのが気になってて、どうしても伝えたくなりました。んで、言い訳を書くなら普段の私のような文体にしようかなとゆるく書いてみました。

 

これを読んでくださっている方は、悩んでたり、自分や周りが発達障害当事者の方も多いと思います。このブログは発達障害を改善したいと本気で取り組んできた人間の脳内です。毎日毎日考えて、試行錯誤してがんばってます。

 

発達障害はがんばれば改善できます。これは絶対です。でも、しんどいです。何かを生み出そうとすると絶対苦しいことがあるんですよ。これは世の常です。でもね、苦しんだ先には楽しいことがあるよ。大丈夫だよ。