発達障害な私の育児日記

発達障害な私の育児日記

発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

発達障害な私の疲労時にでる症状

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発達障害者は、体が疲れたり精神的に落ち込むと普段抑えてる発達障害者特有の症状が出やすくなります。これに振り回される人は多いですよね。私はアスペルガー症候群ASD)です。なので、その症状に自分も振り回されるし、周りも振り回されます。みんなが余計に疲れるんです。なので、私に出る症状、そして自分で取っている対応策をご紹介します。

発達障害というものに対する私の認識

 

今では様々な脳のことがわかってきています。それでも大半はわかっていません。そんな世の中で、発達障害はだいぶ認知する人が増えました。それに伴い、発達障害だと自覚する人も増えました。しかし、それでもわからないことの方が多いのです。

 

特に、発達障害者は他の精神病を患っていたり、自律神経失調症になっていたり、発達障害でもADHDASDの両方を抱えている方もいます。全てはまだ曖昧なんです。

 

なので私は、発達障害は特別なものではなく、誰しもが持っている個性の中から他人には理解し辛い個性を分類したものが発達障害だと思っています。

 

だから、私の症状もアスペルガー症候群だからなのか、自律神経失調症だからなのか、それとも他が原因なのか分からないです。なので、アスペルガー症候群だからこうなのだと断言したいのではありません。疲れるとこんな風になってしまう人もいるんだという程度に理解してください。

 

周りに影響が出る症状

 

①手足の動きが雑になる

 

私は疲れたりストレスが溜まると手足の動きが雑になります。あちこちにぶつけたり、扉や引き出しで手を挟んだり、足音が大きくなったり、コップなどを置くときにドンと大きな音を立ててしか置けなかったりします。物もよく落とします。

 

これは、改善のしようがないです。この症状が出たらとりあえず「私、疲れてるみたい。ごめん」と先手を打って謝り、大きな音を立てる度に謝るということしかできません。

 

かなり気をつけていても、左手と右手を同時にはうまく動かせないんです。あと、距離感がわからなくなります。コップからテーブルまでの距離とか、足を上げたところから床までの距離とかがわからないんです。

 

周りには申し訳ないとかなり思っています。ですが、今のところ改善策が見当たらないので、できれば私が改善策を教えてほしいです。

 

②イビキをかく

 

ストレスが溜まるとイビキをかくようになります。これは、発達障害とかではなく、人間の体がそういうものみたいです。私自身、ずっとイビキがうるさいと言われてましたが、夫と暮らすようになってからストレスが溜まってるときにしかイビキをかかなくなりました。普段は全くイビキをかかないみたいです。

 

なので、太っているわけではないのになぜかイビキをかくという方は、ストレスや疲労を改善すればイビキが治るかもしれません。

 

③会話ができなくなる

 

話しかけられても自分に対してだとは気づきませんし、会話の途中で返事をしなくなるみたいで周りにかなり怒られています。

 

会話というのは、音の中から声を選別して、その声が誰に対して何を言ってるかということを理解するということが脳内で行われていると思うのですが、それが普段は一瞬でできるのに、疲れると何倍もの時間がかかってしまうんです。ストレスが酷いときは、何を言ってるかということは時間がかかっても理解できるのに、誰に対してかは考えようとしないです。こればかりは脳のことなんで、なぜ考えないかはわからないです。意識しても完全には克服できてません。

 

特に発達障害者は大半の人が無意識でできる音の選択的聴取(カクテルパーティー効果)ができない人も多いです。雑音も全て大きな音で聞こえてくるので、いろんな音が聞こえてくる中から声を探し出すのはなかなか難しいんです。それでも、普段は気を張って会話を聞き取ろうとしていますのである程度はできます。

 

ですが、疲れているときはそんな状態で会話をしているので、いつも以上に頭が疲れて無意識に会話を終わらせてしまいます。これらは本人の意思に関係なく無意識に行われています。

 

私は昔ストレスが酷かったとき、声も聞こえるし相手が自分に対して話しているのもわかるけど、何を言ってるか理解できないという状態になることもありました。

 

でも、これは一般の人にはわかりにくい感覚だと思います。YouTubeで《カクテルパーティー効果  疑似体験》で検索すると疑似体験できるものが出てきますので、興味のある方は聞いてみてください。定型発達の人と発達障害の人の差がわかるものもありますので、カクテルパーティー効果がない人も一度聞いてみるとおもしろいです。「周りはこんなにはっきりと聞こえているのか」と驚きます。

 

そして、これらの対策として、私は普段から何にでも返事をしています。自分に話しかけてるかどうかを理解してから返事をするのでは遅すぎるから相手を怒らせるので、とりあえず返事をしておけば私じゃなかったときは「勘違いをしてすみません」と謝ればいいだけですし。この方が周りを怒らせることは減ります。

 

ですが、私としてはまず名前を呼んでほしいです。それから会話を始めてほしいです。自分に対しての会話だと理解してから話を聞く方が理解しやすいですし、多少は会話が続けられる状態になります。

 

④感情がなくなる

 

昔はストレスだらけの生活だったため年に数回、心が無反応になり表情を変えられなくなることがありました。最近は年に一回くらいですね。

 

いつも行なっていることはできますが、全くの無反応になるため、常に真顔でまともな会話ができなくなります。こうなる瞬間は自分で自覚できます。サァーと血の気が引くような感じで、一気に感情がなくなっていくんです。何かがきっかけになってとかではなく、何もないのにいきなりこんな状態になります。

 

こんなときは「ごめんだけど、心が動かなくなったから反応できない」とすぐ伝えます。寝ると治るので、よほどストレスや疲労が溜まってるんでしょうね。

 

⑤異常にトイレの回数が増える

 

ストレスが溜まるとかなりの回数トイレに行きます。普段でも多い方ですが、酷いときは1時間に3回くらい行きます。なので、家にいるときならいいですが、外出するときはトイレのない場所へは行けませんし飲み物も飲めません。車で高速なんて無理です。映画館へも行けません。

 

これが周りにかなり迷惑をかけます。気にしない人もいますが、これを嫌がる人もいます。それに、学生のときが大変でした。授業中にトイレって行きにくいのにすぐ行きたくなるので、できるだけ授業中に行かなくていいように休み時間ごとにトイレに行ってました。周りからはからかわれていましたが、それしか対処法がなかったので当時はこんな自分を恥ずかしく思ってました。

 

なので、できる改善策はできるだけ水分を取らないようにするとかしかなく、それ以上は対応のしようがないので外出を控えるしかできません。

 

周りには影響がない症状

 

私は、ストレスが溜まると着れる服と着れない服が出てきます。普段はなんでも着れるんですが、ストレスが溜まるとタグや縫い目や肌触りが気になる服が出てくるので、そういった服は着れないんです。周りには迷惑をかけませんが、自分としては困ります。あれを着ようと思っていたのに着れないとか、朝は平気だったのにお昼には着てる服に耐えられなくなってくるとかがあるんです。だけど、外だと着替えたくても着替えられないときもあるんで一日苦痛なんです。

 

でも、洋服の買い物って基本的には精神的にも肉体的にも疲れていないときにするので、買うときはわからないんですよね。本当にこの症状は無くなってほしいです。

 

まとめ

 

もちろん、一般的な怒りっぽくなるとか言葉がキツくなるとかもあります。でも、これは周りが理解できるからさほど問題にはならないんですよ。周りが理解できない症状が一番怒らせてしまいます。

 

ただ、治したくても治せないこともあります。なので、疲労やストレスをその都度なくすようにするのが一番の解決策だと思います。