発達障害な私の育児日記

発達障害な私の育児日記

発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

発達障害を自覚せずに生きることも可能なのではという仮説

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発達障害の方が子どもを産むとき気になるのが「もしかしたら自分の子どもも発達障害かもしれない」ということだと思います。私もASDですので妊娠中に悩みました。私は発達障害の部分をかなり改善していますので、もし子どもが同じ発達障害でも改善してあげられる自信はありました。ですが、定型発達になってほしいというのは変わりません。

 

そこで、妊娠中にいろいろ調べて仮説を立ててみました。もしかしたら、育て方によっては発達障害を抑えることができるのではないかということです。

 

 

赤ちゃんの脳の仕組み

 

これから書くことはいろいろ調べて自分流に解釈していますので、正確な医学の知識とは違う点が多いかもしれません。

 

赤ちゃんは胎内で脳の中にいろいろな能力を備えた機械を複数作って産まれてきます。この機械は一人一人大きさや性能が違います。そして、機械はそれぞれでは動かず、配線を繋がないと動きません。しかし、赤ちゃんは生きるために必要最低限の配線だけ繋いだ状態で産まれてきます。

 

そして、産まれてから周りの刺激を受けて配線を増やし、その配線をよりしっかりとした太いものにします。この配線をシナプスと言います。そして、このシナプスにより手足が動かせるようになり、寝返りができ、声を出せるようになりと成長していきます。シナプスを増やしながらできることを増やしていくんです。

 

しかし、この配線であるシナプスは3歳まで増えますが、それ以降は減ることはあっても増えることはないと言われています。増えるのは1歳までなんて記述もありました。なので、3歳までは毎日すごい勢いで成長していくんです。昨日できなかったことが今日はできていたなんてこともよくありますよね。3歳までが大切なんです。

 

機械とシナプス

 

性格は産まれてくるまでに8割は決まっていると言われています。たぶん、胎内ですでに能力の元となる機械ができあがっているからだと思います。

 

そして、この機械の性能や大きさの差が発達障害となるのではないかと思いました。たぶん、機械の性能によって他の機械と配線であるシナプスを繋ぎやすい繋ぎにくいなどもあるのではないかと、個人的には思っています。

 

ですが、シナプスは3歳までしか増えません。ですので、それ以降に発達障害を改善するには機械の性能を変えていくしかないのではと考えてます。ですが、機械の部分を変えるのは簡単ではありません。なので、発達障害は早期発見、早期療育が必要だと言われているのではないかと思いました。シナプスを増やすことのできる3歳までに対応した方が、その子が楽しい人生が送れるのではないかと考えているのだと解釈しました。

 

産まれたときから対応すればいいのでは?

 

これらを考えた上で、産まれたときから対応すれば子どもは発達障害を自覚せずに生きることも可能なのではと仮説を立てました。

 

しかし、赤ちゃんの脳への影響とまだまだ成長する可能性を考えて2歳未満で発達障害の診断がされることは少ないです。ですが、親が発達障害だと子どもも発達障害になることは多々ありますよね。なら、私が産まれたときから育児の方法を考えて行えば、私の子どもは私と同じ発達障害を抱えていても私のような嫌な思いをせずに生きることも可能なのではと考えました。

 

産まれたら指の長さの確認

 

発達障害など関係なく、産まれたら絶対にまず指の長さを確認しようと決めていました。人差し指と薬指の長さは、胎内で受ける男性ホルモンの量により変化をし、その2つの指の長さのバランスは生涯変わらないと言われています。一般的に、薬指より人差し指が長ければ《女性脳》と言われ、思考は文系だと言われています。そして、人差し指より薬指が長ければ《男性脳》と言われ、思考は理系だと言われています。両方の指の長さが同じなら、両方の性質を持ったバランスタイプと言われています。

 

この、基本的思考が文系か理系かというのは、教育という点では大きく影響します。私は薬指の方が長い《男性脳》なので、感情論より理論的に説明をされた方が納得できます。逆に《女性脳》の方に理論的に話しても嫌がられることの方が多いと思います。これは、日常の中でもそうだと思うんです。仕事場で同じ説明をしても、わかる人とわからない人がいます。頭の良さは関係なく、自分の思考に沿った説明だと受け入れやすいと思うんです。だから、《女性脳》が多い女性と《男性脳》が多い男性では、ケンカや話し合いがこじれることが多いのだと思います。

 

育児でもそうだと思うんです。その子の基本的思考を理解している方が、ものを教えるのがスムーズにいき親も子もストレスが溜まらないと思います。ちなみに、私の子どもは娘ですが薬指の方が長いです。なので、私と同じ《男性脳》ということになります。

 

実際、子どもはおもちゃを買ってあげても、物の仕組みなどにまず興味を持ちます。ボタンを押せば音がなるおもちゃをあげた生後半年のときも、音に喜ぶよりもその音がどこから鳴るか、なぜ音が鳴るのかということばかりに興味を持っていました。

 

1歳を過ぎてトイレの扉を開けられるようになると、なぜこの扉は開くときと開かないときがあるのかとか、持ち手の部分を動かさないとなぜ開かないのかみたいなことを調べていました。持ち手を動かしたらどのパーツが動くのかなどを確認していたんです。義母にも「この子は物の仕組みが気になるんだね」とずっと言われていました。子どもは、娘1人しか育てていません。ですので、他の子と比べることはできませんが、思考が理系だからなのかなと思っています。 

 

私としては、思考が自分と同じ理系の方が説明をしやすいのでその点はよかったと思っています。文系の教え方は苦手なので、子どもが人差し指の方が長ければいろいろと調べなければいけないと思っていました。しかし、子どもが薬指の方が長いことで発達障害を抱えている可能性が高いのではと思ったのも事実です。

 

しかも、夫はADHD(本人無自覚なので私の勝手な判断です)や高IQ(ギフテッドの可能性有り)なので、子どもがどんな個性を持っているかわかりません。ですので、指の長さが薬指の方が長いことを確認した上で、定型発達の子でもいい影響がありつつ、どんな個性に対しても対応できる育児方法を模索しています。

 

まとめ

 

あくまでも個人の考えです。ですが、理論的にはさほど間違いがないのではないかとも思っています。子どもは、発達障害っぽいかなという点がいくつかありますが、私だけが気づいていることなので思い込みでそう見えている可能性があります。しかし、子どもは毎日笑って楽しそうにしています。

 

次回は、主にASDの可能性を考慮して、理系の子どもにしている育児方法をご紹介します。でも、普通の育児とさほど変わりません。私が大切にしているポイントは、子どもに理解力をつけさせることと子どもに愛情が伝わっていない可能性を考えることです。