子どもの習い事は体操教室がオススメ

子どもの習い事って何をさせるか迷いますよね。子どもがしたいことをさせたいけど、親としては将来のためにさせたいこともあります。ちなみに、子どもの習い事のランキングでは、１位スイミング２位英会話３位ピアノだそうです。

ですが、私のオススメは体操教室です。私が小さい頃に習っていたんですが、体操教室のおかげで、大人になるまで自分が運動音痴だとは気づきませんでした。それまでスポーツ全般好きだったので、中高と運動系の部活にも入ってました。なので、大人になってやっと自分が運動音痴なんだと気づいたときは本当にビックリしました。

運動音痴でもそれなりに体が動くようになるので、運動が苦手な子どもさんにこそ習わせてあげてほしいです。

体操教室で何をするか

私は４〜７歳まで体操教室に通っていました。自分で習いたいと言ったのではなく、近所の子がみんな行くから私も行っていたというだけです。なので、特別やる気があったわけではなかったのですが、他の子が辞めても私だけ通っていました。

私の通っていたのは近所の体操教室といった感じのところで、体操選手を目指すコースもありましたが、私は小さい子用のコースに週一回通っていました。していたのは、マット、跳び箱、鉄棒、平均台、縄跳びです。年齢関係なく同じコースの子は同じ授業を受けていたので、していたのは基本的なことだけでした。なので、バク転とか宙返りとかは習いません。体を動かすことに大切な基本的な動作ばかりです。

体育が得意だった

小学校に上がると授業で始めて跳び箱やマット運動をするという子も少なくありません。これが、運動が苦手な子にはストレスになるんです。体育の授業が楽しくないだけで学校も嫌になるし、運動会とかも楽しめません。

私も本来ならそういう感じ方をする子のはずです。しかし、体操教室で基本的な体の動かし方を学んでいたおかげで、経験のあった跳び箱やマット運動だけでなく、それ以外の初めてのことでもさほど苦手な感情を抱きませんでした。体育の成績はいつも５段階評価の５をもらっていました。

でも、よく考えれば５０ｍ走では１０秒を切ったことがないので、運動神経は悪いんです。親に「運動神経が悪いのに何で運動系の部活に入るのか疑問だった」と大人になったときに言われました。

でも、運動をするのは楽しかったんです。もともとの負けん気の強さがあるというのも関係はあるとは思いますが、やはり小さい頃に基本的な体の動かし方を教わっていたというのが大きいと思います。

体操教室のメリット

体操教室では側転をするときでも真っ直ぐなライン上にできるよう指導されるので、手の動きや足の動きに意識を向けながらします。そのおかげで、自分の意識と実際の体の動きが一致するようになってきます。これがとても大切なんです。

運動が苦手な子は、自分の意識と実際の体の動きが一致しないからできないことも多いんです。自分の意識と実際の体の動きが一致させるのは、将来どのスポーツをやっていても役に立つので、これが体操教室の一番のメリットだと思います。

そして、体操教室では念入りに柔軟体操をしてから始めるので、体が柔らかくなりケガをしにくくなります。よくこけていましたが、中学生になるまで捻挫などはしたことがありませんでした。

あと、これは大人になってから気づいたのですが、平均台をすることで常に真っ直ぐ歩く癖がつきます。歩いているとなぜかフラフラするとか、真っ直ぐ歩くのが苦手な子には平均台は効果がありますよ。

体操教室のデメリット

体操を本格的にすると背があまり伸びない人が多いです。有名な体操選手は男女共に小柄な方が多いですよね。ですが、小さい頃に少しの期間だけ習うだけなら影響はありません。私は女性ですが、身長は１６３ｃｍあります。なので、本格的に体操選手を目指すというのなら身長の高さは諦めた方がいいと思います。

それ以外でのデメリットは思いつきません。私が習っていたのが難しい動きを習うコースじゃなかったからでしょうが、大きなケガをすることもなかったですし、変な癖がつくというのもありませんでした。

まとめ

数十年前の体験談なんで情報は古いです。それに、月謝がいくらなども知りません。ですが、近所に体操教室があるなら本当にオススメします。たった数年習うだけで、大人になるまで運動音痴に気づかなくなったんですよ。子どもの頃に運動ができるかできないかは大きな差です。

私は他には習字なども習いましたが、習っていてよかったと一番感謝しているのは体操教室です。もし運動が苦手な子なら、最初は体験でもいいので一度試してみてください。運動が好きな子になるかもしれません。