発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

子どもの言葉の遅れ 一歳半検診で教わった赤ちゃん言葉の必要性

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赤ちゃんが一歳近くになってくると「いつしゃべってくれるかな?初めはなんて言うかな?」とワクワクしますよね。でも、意外と話すのが遅い子も多いです。私の子どもも現在一歳7ヶ月ですが、なかなかしゃべりません。こうなると、親としては少し気になります。

 

そんな中、子どもの一歳半検診で言葉がまだだと伝えたら「もしかして赤ちゃん言葉を使っていないのではないですか?」と聞かれたんです。「使っていない」と伝えると、やっぱりって顔をされました。なぜそんな顔をされたのか、そして私の子どもの言葉の変化をご紹介します。

 

赤ちゃん言葉の必要性

 

私は、妊娠中から赤ちゃん言葉を使うか使わないか、かなり悩みました。赤ちゃん言葉に若干抵抗があったんですよね。そんなときに小さい頃の記憶があるという話をネットで見かけたんです。そこには《大人の会話の言葉と自分への言葉が違い、理解をするまで混乱した》と書いてありました。これにすごく納得をしたんです。

 

赤ちゃんの前で普通に夫婦で話す以上、夫婦間で使う言葉と同じ言葉を使う方が赤ちゃんの脳への影響としてはいいんじゃないかと思ったんです。なので、夫婦間で使う言葉と同じ言葉を子どもに使いました。ですが、一歳半検診では赤ちゃんの口の動きに注目をした説明をされました。

 

小さい子は口の動きが大人に比べて滑らかじゃないから、最初は出せる言葉が限られています。だから、赤ちゃんが自分の意思を伝えやすいように、赤ちゃんが言いやすい赤ちゃん言葉を使うんです。なので、親が赤ちゃん言葉を使わないと、言いたくても子どもの口の動きでは大人の言葉は言えないから、言葉が遅くなることが多いんです。

 

とても納得をしました。やはり使う理由があったんです。子どもに申し訳ないことをしたかなと思いますが、私たち親は子どもの言いたいことがなんとなくはわかるので、これから子どもが話したくなる環境にしようと思っています。実際、意識してから2週間経ちますが、子どもに変化が見えてきました。

 

一歳半検診までの子ども

 

私たち親が両方とも話し始めたのが3歳くらいだったので、子どもも言葉が遅いだろうと思ってました。そんな私の子が初めて話したのは11ヶ月のときでした。

 

ベビーベッドに寝てた子どもが起きたので「おはよう」と声を掛けたら、枕元のくじらの人形を見ながらとても小さな声で「くじら」って言いました。正直、最初は「パパ」と言ってほしかったのに初めての言葉がまさかの「くじら」だったので、直後はこれはノーカンでもいいんじゃないかとかの葛藤がありました。それでも、言葉が聞けてうれしかったです。

 

その後はなかなか話さず、次はご飯のときにとても小さな声で「あとで」と言ってました。パパやママは今もなかなか言いません。たまにパパって言うけど、ママは一切ないですね。これは、私をママと呼ぶ人が少ないからだと思います。私も「ママはね」なんて言いませんし。

 

そんな私の子は、つかまり立ちも伝い歩きも歩くのも一人でこっそり練習をする子でした。実際は私の視界の中に絶対いたのでこっそりではないのですが、私が見てないと思って練習をする子だったんです。練習中は褒めると嫌がりましたしね。そんな子なので、確実に話せるまでは話すのに抵抗があるみたいです。「なんで言葉を話してくれないの?」と質問すると、目をそらして無視しますから。

 

そんな子ですが、「だぁだぁ」とか「ばぁあぁ」とかはよく言ってました。これくらいの短さなら言いたいことはわかったので、普通に私たち親は返事をしていました。それが、ある日突然「だぁだぁばぁばぁばばばばばばば」みたいに長文になったんです。どうやら、頭の中で言葉が繋がってきたみたいなんですよ。さすがにこれは、半分くらいしか言いたいことがわからないので困りました。

 

一歳半検診後

 

とりあえず、子どもが言葉を話をしたいと思うようにするため、質問を増やしました。あと、子どもの言っていることがわからないときは「言ってることがわからないや、ごめんね」と伝わっていないことを伝えました。それともう一つ、子どもが大好きなアンパンマンを使い「アンパンマンって言える?」って聞きました。

 

この「アンパンマンって言える?」って言葉に一番反応を示しました。質問をすると「アーパーマー」と言うんです。さすが、子どもに大人気のアンパンマンです。言えたら子どもをかなり褒めまくりました。「上手に言えたね、言葉が聞けてうれしい」とハグして伝えると照れてましたね。それを繰り返すと少しずつしゃべろうとしてくれるようになりました。

 

「パパーだだだだばばぁいくの?だだばばだぁー」みたいな感じで話してます。どうやら、しゃべりたいと強く思うとうまく言葉が言えないみたいです。逆に、無意識に口から出た言葉は小さい声ですがハッキリしゃべります。「出ちゃった」とか「落ちた」とか「わかった」とかです。最近はよくわからない言葉で音程もめちゃくちゃですが歌ってますし、言葉を話すことにも恥ずかしさはなくなってきたようです。

 

まとめ

 

ずっとこちらの言葉を理解していることはわかっていたので、話すことの遅さは全く心配してなかったんです。言いたいこともある程度わかりましたし、子どもは言葉より行動で気持ちを伝えてくれる子だったので意思の疎通は普通にできてたんですよね。でも、言葉を話そうとしてくれる姿を見ると早く会話がしたいなと思うようになりました。

 

ですが、絶対赤ちゃん言葉が必要だったとは思いません。子どもはよく大人を観察しているので、子どもと大人で言葉が違うのはやはり違和感があると思います。なので、理解力を求めるなら大人と同じ言葉でいいと思うし、早く話せるようになってほしかったら赤ちゃん言葉を使うのがいいと思います。子どもの成長はなにかと心配になりますが、子どもにも個性はありますので、あまり気にせず優しく見守ってあげてください。

 

さらに2週間いろいろ試した結果、二語文をはらせるようになりました。したことは下記の記事で紹介しています。

okamati.hatenablog.com