発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

赤ちゃんが離乳食を食べない理由と親の役割

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生後5ヶ月くらいになると、離乳食をいつ始めようかが気になってきます。しかし、いざ始めてみたら食べてくれなくて悩む方も多いです。でも、赤ちゃんの気持ちになれば離乳食を食べないのは当然のことだと思えるようになります。

 

 

赤ちゃんに離乳食はどう見えてる?

 

ずっと母乳かミルクで生きてきた赤ちゃん。ある日突然離乳食が始まります。この赤ちゃんの状況、大人に置き換えてみました。

 

あなたは今まで普通のカレーやハンバーグなど自分の好きなものが食卓に並び、それを食べてきました。しかし、ある日帰ると、夕飯に出てきたのは紫色の得体のしれない匂いのする岩。 あなたならどうしますか? わかりにくければ、いきなり虫だけを出されたと想像してみてください。あなたならどうしますか?

 

いくらおいしい食べ物だと言われても不安になるし、怒る方や叫んだりして拒否する方が多いと思います。実際、テレビで虫を食事として出された方は拒否したり怒る方もいらっしゃいますよね?「他においしい食べ物があるのになんでこれを食べなくちゃいけないの?」って思いませんか?赤ちゃんも同じ気持ちです。

 

食べ物と理解しているのは大人だけ

 

親にすれば、おかゆを炊いて、すりつぶして裏ごしをして、赤ちゃんのためにと愛情を込めて作った料理。でも、それを食べ物だと理解しているのは大人だけです。赤ちゃんにすれば未知の物体なんです。

 

大人が食べている姿を見て欲しがったのに?と思うかもしれませんが、赤ちゃんは親が食事をしていると理解はしていないと思います。ただ、親が何か口に入れて口を動かしているとしか思っていないでしょうし、目の前に出されたドロドロの液状のものと親が口に入れているものが同じものだなんて理解できません。だからといって、大人と同じものは絶対赤ちゃんにあげられません。塩分や油分、胃の消化能力的にも親の食事は子どもには毒です。なので、まず食べ物だと教えてあげるところから離乳食を始めましょう

 

離乳食時の親の役割

 

離乳食のときに親がすべきことは、食事は楽しいことだと赤ちゃんに教えることで、離乳食を食べさせる、栄養バランスを考えた離乳食を出す、味覚を育てるなんてのは二の次三の次です。食べなくてもミルクや母乳があるから大丈夫です。

 

まずは、目の前のものがおいしい食べ物で、食べるのは楽しいことなんだということを学ばせてあげてください。そのために、様々なところで手に入る離乳食の知識の中から、食べさせる量の目安と食べさせていいものと食べさせたらいけないものだけ参考にしましょう。

 

食べて体調を崩したら、食事は楽しくなくなりますよね?赤ちゃんが体調を崩さないように、食べさせたらいけないものは絶対調べてください。最悪な場合、赤ちゃんの命が奪われます。食べたらいけない有名なものは蜂蜜や黒糖ですが、その他にも月齢によってはダメなものがたくさんあるので、それは守ってください。

 

食べさせる量は、食べさせすぎて赤ちゃんの胃腸に負担をかけるのを防ぐために参考にしてください。大人でも食べすぎたらおなかが痛くなったりしますよね?それを防ぐために、食べさせる量の目安を知り、食べさせすぎないように離乳食初期は特に気をつけてください。食べさせる量の目安を見て、これだけ食べさせなくてはいけないなんて思わないでくださいね。

 

離乳食の食べさせ方

 

赤ちゃんに離乳食をあげるときは、食べなくて当然だと思って離乳食を食べさせましょう。楽しそうに「おいしいよ」って言いながら赤ちゃんの口に含ませてあげてください。

 

食べたら、好奇心旺盛な子なんだねとか思いながら、「食べられてすごいねー、さすがだねー」っていっぱい褒めてください。食べなかったら、慎重派なんだねとか思いながら、「食べないなら私が食べるね。おいしいなぁ」って言いながら離乳食を赤ちゃんの目の前でおいしそうに食べてください。そして、自分が赤ちゃんの離乳食を食べでいるときに、たまに「食べる?」って口にスプーンを当ててみてください。興味が出てきたら食べますし、食べなくてもまだ慎重になってるだけなので気にせず親が全部食べてしまってください。

 

赤ちゃんの離乳食を親が楽しく食べている姿を見せるだけで大丈夫ですよ。それだけで離乳食はきちんと進んでいますからね。

 

まとめ

 

離乳食って調べれば調べるほどいろんな情報が出てくるのに、赤ちゃんはネットの情報通りには食べてくれなくて、どんどん親の自信がなくなってきて、離乳食が億劫になってくるんですよね。私も、あれもこれも守らなきゃと考えすぎてパンクしそうでした。

 

でも、こんな風に考えたらとても楽になって、笑顔で離乳食を出してたら赤ちゃんは食べてくれるようになりました。焦らなくても大丈夫ですよ。

 

次は、離乳食のときに困る離乳食の献立についてまとめます。

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