発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

これからWAIS-III検査を受ける方へ 受けるときに大切なことは自己分析

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okamati.hatenablog.com

 

上記の記事にも書きましたが、今更ながら発達障害の診断を受けるため病院の診察を受けました。そして、先日WAIS-III検査を受けたんです。

 

もともと私はこのWAIS-IIIが目的でした。自分の能力を数値化して周囲に自分の能力を理解してもらうためです。しかし、検査を受けて思ったことは、検査結果だけが大切なのではないということです。大切なことは検査中の自分の体の変化や脳の癖なんです。なので、検査の大まかな内容、大切なことをまとめます。

 

 

WAIS-IIIとは何か

 

WAIS-III(ウェイススリー)とは、様々な自分の情報処理能力や認知能力などを数値化することが目的の検査です。よく言われる【知能指数 IQ】がこの検査でわかります。

 

問題内容は統一されており、どこの病院で受けても内容は同じです。なので、必然的に受ける回数が増えれば増えるほどIQは高くなりますので、基本的には人生で一回だけと考えた方がいいと思います。

 

WAIS-IIIの検査内容は?

 

先程も書きましたが、問題内容は統一されてますので詳しい問題内容は書きません。これから書く内容はかかる時間と検査内容です。

 

かかる時間は?

 

私は一時間半かかりました。正直、さっさと問題を解いていけば早く終わるかなと思っていたのですが、基本的には病院の方のペースで進みますのでかかる時間に大差はないと思います。

 

そして、検査前の説明で、途中で休憩を挟むのでその時にトイレに行ったり飲み物を飲んだりしてくださいと言われました。実際、休憩は検査の間に1回ありました。大体5分くらいだったと思います。

 

検査内容は?

 

問題の答え方としては、書く、口頭、パズル等を使うというパターンがありました。書くときは筆記用具を病院側で用意してくださっていたのでそれを使いました。

 

問題を解くのにかかる時間を測るときもあり、ストップウォッチを病院の方が使うことがあります。ですが、基本的にはあまり目立たないところでストップウォッチを使われるので、それにより焦るなんてことは私はありませんでした。

 

検査を受けた感想と自己分析

 

検査を受けた感想は「難しかったー。疲れたー」って感じです。でも、テストが好きな私には楽しい時間でした。それに、日常では混合して使う自分の能力を個別で使用することにより、自分の能力の癖などがよくわかりました。

 

自己分析

 

私が実感した自分の脳の癖は

 

  • 情報の選別が下手で余計な情報まで取得してしまう
  • 聞くだけでは理解できず、一度復唱してしまう

 

この2点です。

 

そして、体の変化は

 

  • 聴力を必要とする検査を受けているとだんだん脳に膜がかかる感じがしてきてぼーっとしてしまい、最終的には意識が飛びそうになった
  • 検査終了後、一時間後くらいから頭がぼーっとしてきて、二時間後くらいには脳の後ろ辺りが重くなり、四時間後くらいには吐き気がしてきた
  • 寝ても次の日にまだ脳が重いと感じる症状が残り、聴力に影響が出て聞こえが悪くなった

 

この3点です。

 

そして、WAIS-IIIではこの自己分析が大切になってきます。

 

何故自己分析が大切なのか

 

あくまでも、病院側がしてくれるのは表面に出た情報の分析です。

 

例えば、私の検査で能力に凸凹がなく、どの能力も均等に使えているという結果が出たとします。結果だけを見れば、特に問題はないと診断をされる可能性もありますし、発達障害ではないと判断する医師もいらっしゃると思います。

 

しかし、聴力を必要とする検査の最中に脳の使い過ぎで意識が飛びそうになる人間は本当に凸凹がないと言えるでしょうか。実生活の中で意識が飛びそうになりながら必死に聴力を使うなんてことはないじゃないですか。自分に無理がない範囲で能力を使うんです。だから、検査の最中の能力と実生活の能力には違いがあるはずなんです。

 

それに、わからない問題でも単に知識や知能の問題なのか、情報の選別が下手なことにより答えを導き出せないのかで対策が変わってきます。私の場合は、情報の取得と選別が下手だと感じました。無駄に情報を取得してしまうため、脳の疲労が大きいと感じたんです。ですので、それに対する対策を考える必要があるはずです。

 

検査結果だけで判断すると、実生活の中でWAIS-IIIはなんの役にも立たないなんてこともありえると思います。でも、せっかく受けた検査なので今後の人生に役に立てたいじゃないですか。最大限利用して、自分の人生を生きやすくしたいじゃないですか。

 

ですので、ぜひ検査の最中の自分の脳や思考の癖、体の変化などは記憶してメモなどに残しておいてください。それを検査結果が出たときに医師に伝えて、総合的な判断をしてもらい、今後の人生の中でどうすれば生きやすくなるかを教えてもらう方がいいと思います。

 

せっかく受けた検査ですので今後の人生の役に立つよう最大限利用してください。この検査は、あなたを知るための検査なんです。

 

まとめ

 

今回の記事は私のメモ代わりとしても書いています。そして、まだ検査結果が出ていない人間の言葉です。ですが、自分の能力と個別に真剣に向き合う機会なんてそうそうないので、検査を受けた後にこれは自己分析も必要だと感じたため記事を書きました。

 

ネットでWAIS-IIIの見方がわからないとか、どうすればいいかわからないという話を見かけます。せっかく受けた検査なのにもったいないなぁと思います。

 

この検査は結果が全てではないんです。結果なんて、表面に出たあなたの能力を数値化して分析しただけなんです。発達障害は脳の障害だと言われています。ですので、結果だけでなく答えを出すまでの経過も大切にしてください。

 

検査自体は面白い内容になっています。自分を知る機会だと思って楽しんで受けてください。

 

検査結果の分析を下記記事にまとめています。検査を受けたけど医師の所見じゃわからなかった方は参考にしてみてください。

 

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