発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

発達障害の可能性が高い子の新生児からの育児方法が知りたい

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今回、3つの記事に分けて発達障害を前提とした新生児からの育児の記事を書きました。これを書いたのは、私が妊娠中に知りたいと思ったからでした。 

 

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親が発達障害だと不安

 

私は未診断の発達障害アスペルガー症候群ASD)なので、妊娠中から不安でした。もしかしたら、子どもは発達障害かもしれないと思ったからです。特に、私は夫も無自覚のADHDなので不安は倍増でした。ですが、夫は無自覚な上、私の発達障害を認めていないので相談できませんでした。

 

なので、毎日ネットで育児を調べました。発達障害の赤ちゃんにはどのような育児方法がいいのか調べまくりました。ですが、こんな仕草などがあったら発達障害だとか、発達障害者の赤ちゃんの頃の特徴とかしか出てこなかったんです。

 

知りたいのはそんなことじゃないんです。人生において、最初の赤ちゃんの頃が一番大切だとわかるからその頃にしておいた方がいいことを知りたいんです。しかし、出てくるのは一般論ばかりでなんの参考にもなりませんでした。

 

書いた理由

 

探してもない理由はわかるんです。発達障害だと決めつけて育児をする方が圧倒的に少数派ですから。でも、決めつけているのではなく、可能性がある以上は早く対策をしたいのが親の気持ちです。しかし、一般的には2歳くらいにやっと発達障害の疑いという診断が出ますから2歳以降の発達障害の子どもへの育児方法しかないんです。わかるけど、それでは遅いと私は思いました。

 

だから、ないなら自分で考えるしかないと思ったのでずっと考えていました。私は自力でASDを改善したので、今は定型発達の方の行動パターンはわかりますしASDの子の気持ちもわかります。夫を見て夫の幼少期の話を聞けば、夫が受けた教育もわかります。なので、自分の母の行動パターンから母が私にした育児を考え、赤ちゃんの私がどのように感じていた可能性があるかを考え、夫の幼少期を考え、一般的な育児方法を調べ、赤ちゃんの脳や体の成長過程や特徴を調べました。

 

そして、出た結果が3つの記事にまとめたことでした。もちろん、記事に書いたこと以外にも知能指数や他の病気の可能性などもかなり気をつけながら観察をしていました。そんな子どもは現在1歳8ヶ月ですが優しく元気に育っています。発達障害の可能性が高いと感じる部分はありますが、優しく周りへの気配りを忘れない子に育っています。

 

子どもの発達障害が高い理由

 

なぜ、私の子どもが発達障害の可能性が高いと思っているのかは4つの理由があります。ですが、3つは私か夫が当てはまりますし、1つはなぜそれをしているか理解できるため、どこまでが一般の範囲でどこからか発達障害の可能性になるのかの判断ができていないのも事実です。

 

①指差し

 

指を差して「あれとって」と言われても私は全くわかりません。言葉で説明をされてやっとわかります。そして、子どももそうです。子どもは親が指差しをしても何を差しているかわからないので親に注目をします。なので、子どもは指差しを興味を引く手段として認識しています。なので、指差しはしますが基本的には自分に興味を持たせる手段として適当な場所へ指差しをしています。何かに興味があって親に見てほしいときは声をかけるか持ってきます。

 

しかし、大きくなったら一般的には指を差して「あれとって」と言われたらわかるんですよね?いくつになったらわかるんですか?この感覚の指差しは発達障害なんですか?私がわからないので判断が難しいです。

 

②小さい音が聞こえるし、親の声を無視する

 

何かに熱中しているときは親の声が聞こえません。特に、熱中しているときは夫の声が聞こえにくいみたいです。なので、結果的に無視をしている形になります。でも、普段はびっくりするくらい小さな音にも反応します。よく聞こえたなと感心するくらいです。

 

でも、私も夫もそうなのでどこからが定型発達でどこからが発達障害なのかの判断が難しいです。子どもが聞こえている音は私にも聞こえますし、無視をしているときはわざと無視をしているのか、本当に聞こえていないのかも反応でわかります。なので判断ができません。

 

③視野が狭い

 

1つに注目するとすぐ近くのものも見えていません。すぐ隣にあるのに見えていないこともよくあります。でも、私も視野が狭いので子どもが見えない理由もどこからどこまで見えているかもわかるんですよね。なので、子どもの状態が理解できるから定型発達と発達障害の違いがわからず判断できていません。

 

④クレーン現象

 

物を取ってほしいときにクレーン現象をするわけではないです。ですが、私が子どもの手を取って何かの仕方を教えたとき、当分は親の手を使ってそれをさせます。先日もズボンに砂がついたとき、私の手で砂をはらうようにズボンへ私の手を持っていきました。でも、これらはこの方が効率がいいからこうしたってだけです。でも、クレーン現象に当てはまるんですか?差がわからないです。

 

 

以上のように、自分にも当てはまることが多いので判断が難しいです。基本的に子どもの気持ちがわからないとなったことがないので、子どもの行動に対して疑問が出てこないんですよね。疑問が出ても観察をして考えれば子どもの気持ちはわかりますし。きっちりとした線引きはあるのでしょうか?

 

今は我慢と好きを学び中

 

発達障害の判断がわからずとも子は成長していくので、観察してできるだけ子どものためになる育児をしていくだけです。判断がほしいのは子どもではなく親ですからね。

 

そんな子どもは現在、自分の気持ちを学んでいる最中です。1歳3ヶ月くらいに愛情もたっぷり感じて親を完全に信頼してくれていることがわかったので、そこから子どもの気持ちを育てることを中心にしました。

 

我慢を覚える

 

1歳3ヶ月くらいのときに義母から子どもへジュースをいただいたんです。1歳から飲める小さいパックのジュースです。それをきっかけに我慢を覚えさせました。子どもはジュースを飲みたがるけど、1日1本というルールを決めて守らせるようにしたんです。

 

飲みたくなると冷蔵庫を開けてというので開けて、子ども自身にほしいものを取らせます。飲ませるときは「ジュースは1日1本だよ。これで今日のジュースは終わりだからね」と伝えて飲ませます。しかし、すぐにまた冷蔵庫を開けてと言うので開けたら、子どもはジュースを取り出します。なので、ダメと言ってしまいます。

 

最初の頃は大泣きしてました。でも、放っておきます。これを数度繰り返してからダメと言った後に自分でしまわせました。ちゃんとしまえたら大げさに褒めます。そして、これを繰り返します。すると、自分で我慢できるようになりました。

 

そもそも1本飲んだ後に冷蔵庫を開けなければいいと思うかもしれませんが、違う理由で冷蔵庫を開けてほしい可能性がある以上、そこは子どもの気持ちを受け入れてあげた方がいいと私は思いました。あくまでも覚えてほしいのは我慢です。

 

なので、冷蔵庫を開けっぱなしで5分くらいジュースとにらめっこして悩んでいるときもあります。でも、何も言わずに黙って子どものしたいようにさせます。最初のうちはジュースを我慢できたら、子どもは自分で自分に拍手をしていました。我慢できた自分を褒めていたんでしょうね。これを繰り返すうちに我慢を少しずつ覚えてくれています。

 

公園に行って帰りたくないときに駄々をこねても、ダメだと言ったらなんとか自分の中で納得させています。もちろん、なんでもかんでも我慢させているわけではないですよ。ただ、小さい頃から我慢できたという成功体験を少しずつ増やしたくてやっていることです。親を信頼してくれているからこそ、私の目の届く範囲で我慢を覚えてもらっているんです。

 

好きなこと探し

 

私の親は自分の好みを子どもに押し付ける人だったのもあり、私には物に対して好きって感情があまりないんです。ですが、好きって気持ちがないのは寂しいです。なので、今は子どもの好きって感情を育ててます。二択から好きな方を選ばせているだけです。でも、子どもには効果がありました。

 

子どもは今まで深く考えずに物を選択していたんです。ですが、どちらかから選ぶという状況になったことで初めて自分の内面に意識を向けて考えたんです。最初は選ばなかったんですよ。なので、よく見てた方を「こっちが好きなのかな?」とか言って選んでました。でも、基本的には子どもが選ぶまで急かさずにずっと待ってます。そして、選んだ方を絶対採用してました。

 

二択から選ばせるときは、子どもの意見を絶対採用するのが大切なんです。自分で選んだものを親が認めてくれたって経験が大切なんです。これを繰り返すうちに自分の意見や好みを言えるようになります。そして、言えるようになると二択から選ぶときに、より自分の気持ちと上手に向き合えるようになります。

 

これをしてから子どもは自分の好きなものを自分で見つけられるようになりました。それまでは食に対しては好みがありましたが、それ以外はなんとなくそれを選んでいるか、親がそれを好きそうだからそれを選ぶかのどっちかだったんです。特に、親が好きだからという理由で選んでいることが多かったです。うれしいけど、子どもにとってはよくないですからね。自分の好きなものをたくさん見つけてほしいです。

 

まとめ

 

できれば、きちんと心理学に長けている方が発達障害の可能性がある子の新生児からの育児方法を書いてくださればうれしいんですけどね。もしかしたら今はあるのかもしれませんが2年前はなかったんです。これらの育児方法の内容はあくまでも個人的な考えです。ですが、子どもは毎日楽しそうですので、そんなに的外れな育児方法じゃなかったのではないかとも思っています。

 

ちなみに、下記の記事に親になるために決めたルールを書いてます。よければ参考にしてみてください。

 

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