発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

ケンカを減らす方法

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あなたは家族や友達が機嫌が悪いと指摘しますか?私たち夫婦はどちらも短気なんですが、ケンカをしたことがありません。その理由の1つが相手が機嫌が悪いときにそれを優しく指摘しているからなんです。これをすれば、ケンカが減りますよ。

夫に出会って驚いたこと

 

付き合う前に夫から「俺は機嫌が悪くても態度に出ないし、八つ当たりもしない。女性の買い物とかも普通に付き合うよ。あまり態度や表情に出ないんだ」と聞いていました。自分を良く見せるための嘘はつかない人だったんで信じたんです。なので、お付き合いすることになったとき「しないとは思うけど、絶対大声で私を怒鳴ったりしないでほしい。それが一番苦手なんだ」と伝えていました。

 

ですが、お腹が空くと機嫌が悪くなるし、私の買い物に付き合わせるとイライラするし、疲れたりストレスが溜まると八つ当たりしてきました。買い物なんて私はとても短いんですよ。それなのに、隣でイライラされて、言ってたことと違いすぎて騙されたのかと思ったし、付き合うときに「大声を出さないで」と伝えておいてよかったと心底思いました。

 

ですが、イライラされるのは嫌なので、夫がお腹が空いてイライラしたときに、ご飯を食べて夫が落ち着いたのを見計らって「お腹が空いてたからイライラしてたでしょ?」って聞いたら「違う。たしかにイライラしてたけど、お腹が空いていたからではない」って真顔で言うんです。

 

なので、状況を説明して、夫がお腹が空いてたからイライラしていたと説明をしました。じゃあ、心底驚いた顔をして「今までそんなの言われたことがない」って言ってました。ですが、この後からはご飯の時間にイライラしていたら、自分から「ごめん、お腹が空いてイライラしてる。なんか食べてもいい?」ってちゃんと言ってくれるようになりました。

 

機嫌が悪いときは指摘をしない人が多い

 

私が観察力が優れているから夫の怒りがわかるとかではないんです。誰が見ても機嫌が悪いのがわかるんです。実際、義母は夫がお腹が空くと機嫌が悪くなるのを知っていました。

 

では、なぜ夫は知らなかったのか。たぶん、機嫌が悪くなると怖かったり、相手が対応するのを面倒くさいと思ったりして誰も指摘をしなかったんだと思います。実の親である義母でさえ指摘をしていませんでした。

 

でも、これって夫の周りだけではないと思うんです。機嫌が悪い人に機嫌が悪いことを指摘をする人って少ないんです。ですが、夫のように無自覚な可能性もあるんで、指摘しないと相手の態度は一生変わりません。

 

だけど、怒ってる人に「怒ってる?」って聞いてさらに怒らせてしまう人もいますよね。大切なのは聞くタイミングと伝え方です。

 

機嫌の悪さを指摘する方法

 

初めの頃は、数日後に「この前は機嫌が悪かったね、疲れてたの?それとも体調が悪かったの?大丈夫?」と聞いてました。すると「ちょっと疲れてた。なんでわかったの?」と言うので、なぜわかったかを説明してました。

 

そのときのポイントが、最後に「でも、体調不良とか疲労とかが態度に出る方が私は安心する。大丈夫じゃないのに大丈夫って言われる方が嫌だもん。心配だから聞いただけだよ」と言うことです。「こんなことされたから腹が立った」って伝えると「はぁ?でもお前だってこの前あんなことしてただろ!」ってケンカにしかなりませんから。あくまで、心配だったということを伝えるだけでいいんです。でも、相手の態度が悪すぎたら「でも、〇〇されたのだけはちょっと嫌だった」って付け加えてください。

 

これを数度繰り返すと、機嫌が悪いときの行動が出たと自覚をした時点で「今、疲れてる。イライラしてごめん」って言ってくれます。なので、「大丈夫?」とだけ聞いてください。そして、こんな風に自分が機嫌が悪いときにどんなことをするかというのを自覚しだしたら、だんだん伝えるときを数日後から次の日、そして数時間後と変えていってください。

 

夫はだいぶ変わりましたが、今もまだ指摘している最中です。最近もイライラしていたので、ちょっと態度が落ち着いたときに「疲れてるね、体調が悪い?」と聞きました。「なんでわかった?今回は態度に出してなかったはず」と驚いていたので「態度に出まくってたよ」と大笑いしてしまいました。夫はバツが悪そうにしてましたよ。

 

もちろん、私のことも指摘してもらっています。 

okamati.hatenablog.com上記の記事の中のいくつかは夫に指摘されて気づきました。自分では無自覚だったんで驚きましたが、指摘してもらってよかったです。知ることで改善できますから。

 

そもそも態度に出る方が安心

 

先程「体調不良とか疲労とかが態度に出る方が私は安心する」と書きましたが、これは事実です。知人から最近、同居の母が癌だったと言われました。病院に行ったときにはもう末期だったそうです。知人の母親が隠していたため家族は誰一人気づいておらず、 治療しているそうですがどうなるかわからないと言ってます。

 

こんな風に隠される方が困ることが多いんです。自分でSOSを出さない人もいます。「疲れた」「しんどい」ってことが言えない人もいるんです。気づいたときには限界の状態だったなんてこともあるんです。

 

それに、自分では疲労やストレスを感じにくい人もいます。なので、疲れているときにする行動を教えてあげることで、行動により自分は疲れていると感じられるようにもなります。

 

でも、八つ当たりされるのは腹が立ちます。なので、上手に指摘して、あなたのことはわかってるってことを伝えてください。

 

まとめ

 

夫は全て自覚がなかったので、最初は大変でした。機嫌が悪くなると洗濯物の出し方が雑になるし、常にケンカ腰だし、意味がわからないところでキレだすし、片付けを一切しなくなるしと、言い出したらキリがないです。ですが、今はかなりマシになりました。もちろん私もかなりマシになりました。

 

相手の悪いところを指摘するのってちょっと勇気がいるかもしれませんが、タイミングと伝え方さえ気をつければ、生活のストレスが減りますよ。