発達障害な私の育児日記

発達障害な私の育児日記

発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

嫌な人や面倒な人への対応策

f:id:okamati:20181006223214j:plain

やたらと嫌な人に絡まれたり、怒るのが趣味なのかと疑いたくなるような面倒な人に絡まれたりすることありますよね。これが、相手が上司だったり目上の人だったりすると対応に困り、ストレスが溜まる一方です。

 

昔は私もそうでした。なぜ私だけこんなに嫌な思いするんだろうと思ってました。だけど、考え方を変えて、少し接し方を変えるだけでそんな人は周りにいなくなったんです。なので、そのコツをご紹介します。

スイッチを押す?

 

私は、何故かどの職場でも延々と怒るような人に目をつけられたり、嫌味ばかり言う人に絡まれたりしていました。見た目がおとなしそうなのがいけないのかと思ってました。そんなとき、相談した人とこんな会話をしたんです。

 

「知り合いで、何故か付き合う男性みんなSになる人がいたの。それまで興味なくても、何故かその知り合いと付き合うとそっち系のことをしたがるんだって。でも、その知り合いがそういう趣味があるとかではないの。何故かみんなそうなっていくんだって」

 

「そういう人を引き寄せる人だったのかな?」

 

「そうだと思う。感情にはオンオフにするスイッチがあって、みんな、人のこのスイッチを押すのが得意ってのがあるんだよ。笑わせるスイッチを押すのが上手な人もいれば、癒すスイッチを押すのが上手な人もいる。逆に、人を不快にさせるのが上手な人もいる。その知り合いはSになるスイッチを押すのが上手だったんだよ」

 

「あぁ、納得。何故かその人といると癒されるとかあるもんね」

 

「でも、もしかしたらスイッチを押せない人もいるかもしれない。相手に何も感じさせない人とか」

 

「あぁ、それはさみしいねー」

 

「それでね、あんたは人を怒らせるのが上手なんだよ」

 

「えっ?それ最低じゃん」

 

「でも、たぶんそうなんだよ。なぜか人に嫌なことを言わせたり、怒らせたりするのが上手なんだよ」

 

「それが上手ってうれしくない」

 

「でも、あまり感情を表に出さないし、なんでも受け止めてくれそうな雰囲気をしてるから相手は甘えちゃうんだと思うよ。そういうのが嫌なら自分が違うスイッチを押せるようになるしかないよ。人のスイッチを押すことはできるんだから、並んでるスイッチの1つ横を押せるようになるだけでいいんだよ」

 

わかりやすくてすごく納得しました。たしかに何故か一緒にいると癒されたり、常に笑顔に囲まれている人もいますもんね。

 

それまで、私は全部相手が悪いって思っていたんです。私は何もしてないのにって思ってました。でも、この会話をきっかけに考え方を変えました。絡まれるのが嫌なら自分をなんとかするしかない!

 

とりあえず褒める

 

そこでまず考えたのが、どうやったら他のスイッチを押せるようになるかです。でも、笑いのセンスはないし、癒し効果なんてわかりません。自分の雰囲気を変える方法なんてもっと思いつきませんでした。

 

なので、とりあえず会話の中で相手を褒めて、少しでも私との会話が楽しいと思ってもらえるようにしました。なら、これが意外と効果がありました。普段の会話でさりげなく褒めたり相手を肯定するのはもちろんのこと、相手が怒ってたり嫌味を言って絡んできたときにも効果があったんです。

 

ガーって怒られてるときにタイミングを見計らって「そうですよね。本当にすみません。でも、〇〇さんてとても周りをよく見てますよね。私にはそんな観察力がないので憧れます。すごいです」みたいな感じで、大袈裟すぎないように少しだけ褒めるんです。

 

ちなみに、相手が言われたことのないような短所を長所に変えて褒めるとなお効果的です。

 

いつも怒ってばかりの人→周りをよく観察してる人

愚痴ばかり言う人→慎重派な人

短気な人→素直な人

 

みたいな感じです。実際、こういう一般的な短所ってその人の長所でもあるんですよ。そんなの見方や考え方次第です。こうやって、自分が思ったまま、感じたままに褒めることで相手の怒りが鎮まっていきます。そして、これを繰り返すだけで理不尽に怒られたり、絡まれたりすることがなくなりました。

 

そして、これの効果は周りへの影響だけではなく、自分にも効果があります。言ってることが本当にそうだと思えるようになるんです。いつも怒ってばかりの人を周りをよく観察してる人って思えてきて、そう思って接すると相手もすぐには怒らず、自分の観察力をプラスに変えたりします。

 

褒めるだけで、周りの環境が良くなっていくんです。自分の周りが良い言葉でいっぱいになっていきます。言葉って自分に返ってくるんですよ。悪い言葉を言ってれば悪い言葉を言われるし、良い言葉を言ってれば良い言葉を言われます。

 

さらに高度なテクニック

 

それでも、絡んでくる人はいますけどね。そんなときは、褒める+相手のしてほしいことをしないという合わせ技が効果的です。

okamati.hatenablog.com

上記の記事の通り義母が個性的な人なんで、最初の頃は私にいろいろしゃべらせたくてわざとケンカをふっかけてきたりしてました。そんなとき私は「お義母さんすごいですね。とても物知りですね。私、そんなこと全然知りませんでした」って褒めるけど、お義母さんがしてほしい《私のことをしゃべる》ってことはしませんでした。

 

すると、義母の中では《褒められてうれしい》という気持ちがあるのに《相手は自分の思う通りにならなかった》と思うんです。でも、褒められたうれしさはあるから思う通りにならなかった悔しさはさほど残りません。そして、これを数度繰り返すと絡んでも無駄だと思うようになります。でも、褒められたうれしさはあるから関係性にはさほど影響はありません。

 

しかし、これは相手がしてほしいと思っていることを正確に把握しないといけないので、絡まれながら相手を観察するという面倒な作業が必要です。ですが、厄介な相手にはとても効果的です。

 

まとめ

 

私はこれでポジティブになれました。周りの人がいい人ばかりだと思えるようになりました。実際にはいい人ばかりじゃなくても、自分がそう思えるだけで日々のストレスは減っていくんです。ストレスが減るだけで毎日楽しいですよ。なので、少し相手を褒めてみてください。何かいいことがあるかもしれませんよ。