発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

精神科医からの内部告発を読んで

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心が疲れたり、発達障害で悩んでいる方が訪れる精神科や心療内科。私も過去に2カ所の精神科を受診してお世話になっていたことがあります。元気になりたくて、楽しい生活が送りたくて、でも、自分一人ではどうにもできないから藁にもすがる思いで精神科に行きます。ですが、先日衝撃的な記事を読みました。ぜひ、精神科の真実を知ってください。

 

精神科医は適当?

 

望月志乃さんの記事を読んで、衝撃を受けました。

blog.shinoegg.com

正直、かなりショックでした。精神科に通われている方はぜひ読んでください。全ての精神科がこうな訳ではないですが、一部には確実に「あんなん誰が見ても変わらないよ、どうせ治らないし」なんて考えて、適当に診察をして、それっぽい病名を付けて、お金になる薬を大量に出す医師がいるんです。

 

心の病気や発達障害は目に見えないから、精神科に依存させて、薬漬けにして、薬のおかげで生活ができてるって思わせられればそれでいいって考えの方がいるんです。あなたのために話を聞いて、親身になってるんじゃなく、あくまでも仕事だからお金にするためにあなたを診てる医師もいるんです。

 

私が出会った精神科医

 

私はうつ病のときとPTSDのときと二度、精神科医にお世話になりました。18年前のうつ病のときは、区役所の無料相談にきてた医師に相談し、話を聞いてくれた先生が信頼できると私も親も思ったため、そのまま先生のいる病院で、その先生だけに診てもらいました。そして、実は「精神科に長く通うなら医療費が安くなる手続きをした方がいいからしとこうね。そのためには病名が必要だから、とりあえずうつ病ってことにしとくね」と言われたからうつ病だと思っていますが、最後まで先生が私の病名を言うことはありませんでした。

 

PTSDに関しては、PTSDになる原因となったことを相談した機関に紹介してもらい、診てもらいました。そして、そのPTSDでお世話になった医師に「私はアスペルガー症候群だと思っていて、病院に行かず自力で数年かけて改善したけど、発達障害の診断もしてほしい」と伝えたら「PTSDの治療に影響が出るから、発達障害の診断は今はやめておいた方がいい。一つずつ治していこう。それにね、精神科医だからって何でも診れるわけではないんだよ。心の病気は難しいんだ。レントゲンに映るわけじゃないし、聴診器を当ててもわからない。言葉や行動で診断するから、簡単に病名も付けられないんだよ。難しいからこそ、それぞれ専門があるんだ。だから、自分の専門外のことはわからない。特に、発達障害はとても難しい。自分は、発達障害のことはわからない」と言われました。

 

私は、たぶん出会った先生に恵まれました。わからないことはわからないとはっきり言ってくれましたし、うつ病のときも薬の処方は少しだけでしたし、PTSDのときは全く薬を処方されませんでした。どちらの先生も初診のときに、薬を飲みたいか飲みたくないかを確認してくれたんです。おかげで、薬が飲めない不安を感じることもありませんでした。

 

精神科は専門に行くべき

 

脳のことなんてまだ全然解明されてないんです。ましてや、心のことなんか人の常識や思い込みが邪魔をして理解されていません。それにね、外科や内科でもこれが得意って先生いるじゃないですか。なので、精神科医にも得意分野ってのがあるんですよ。自分の内面を吐き出す大切な場所なんですから、調べて信頼できそうな専門の先生に診てもらってください。

 

正直、専門の先生は予約を取るまで時間がかかります。でもね、専門じゃない人に適当に診断されて長く通うことを思えば、きちんとわかってくれる先生に診てもらった方が、早く楽しい生活が送れるようになりますし、ストレスが減りますよ。

 

手相を見る占い師さんのやり方の一つで、手相を見て「悪い線がある、辛いことがあったでしょう」って言うと、大概の方が辛い過去があるので自分の辛い過去をベラベラしゃべるから、後はそれに対してそれっぽいことを言うっていうのがあるんです。それだけで、占いをしてもらった人は満足するそうです。

 

精神科も同じです。相手は精神科医ですよ。占い師にできるんだから、心理学に長けている先生ならそんなの簡単なんですよ。甘い優しい言葉に騙されないでください。

 

発達障害関連の本も注意

 

私はアスペルガー症候群を自力で改善しました。当時はお金も時間もなくて病院には通えなかったんで、自力で改善するしかなかったんです。ある程度改善するまで4年かかりました。そして、改善してからも、もっと自分のことを知りたくて発達障害関連の本を数冊読みましたが、はっきり言って間違いだらけでした。

 

そりゃそうですよ。自分の常識や思い込みに気づいていない又は気づいていてもそれを取り除いて人を見れない人が、自分のことをよくわかってない発達障害の人を見て、自分の常識に当てはめて勝手にそれっぽく書いているんですから。

 

特に、表面に現れる行動に関しての内容には個人的に腹が立ちます。誰しも内面の気持ちがあって、その気持ちを元に行動に移すんです。無意識でも、何かしらの考えや気持ちが元になっています。その、元の内面の部分を理解しようとしていないのに、表面の行動にばかり目を向ける本があまりにも多い。それじゃあ、誰も改善できませんよ。改善できたとしても、体と心のバランスが崩れて心が疲れてしまいます。

 

人間には内面の気持ちが大事なんです。表面の行動だけを変えても疲れるだけです。自分の考えを知って、気持ちを知って初めて行動が変わるんです。それには、発達障害とか関係ないんですよ。人それぞれ想いが違いますし、過去も違います。ただ、似てる人をまとめて、ADHDとかASDとかそれっぽいことを言ってるだけです。

 

たしかにどうしても脳の構造的にできないことはありますよ。でも、それはできないなりの対策をすればいいだけです。自分の内面を知ったら、できないことへの対策って自然にできるようになるんですよ。

 

まとめ

 

とても偉そうなことを書いていると思います。でも、精神科医に助けてもらい、自力で発達障害と向き合い改善した私としては黙っていられなかったんです。

 

悩んでいるとき、心が疲れたとき、本当に辛いですよね。その辛さが痛いほどわかるから、それを軽視している人、特に軽視している精神科医は絶対許せないです。ただ、精神科医だけじゃなく、弱者に漬け込んだり、弱者を軽視する輩はどんな業種でも多いです。あくまでも精神科医もお仕事です。願いを叶えてくれる神様ではありません。ですので、あなたが楽しい生活を送れるように、事前に調べて専門の方にお世話になってください。