発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

赤ちゃんを1人の人間として育てよう

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いろんな育児のブログなどを見ていて違和感を感じました。大人相手なら当たり前だと思うことを、すごい育児の方法みたいに書いてあるのが多いんです。そこで、世の中の親は産まれてきた赤ちゃんを未知の生物的な見方をしている人が多いことに気がつきました。それじゃあ、育児が疲れて当たり前です。

 

産まれたばかりの赤ちゃんも1人の人間です。見方を変えれば、育児のストレスが減りますよ。

 

 

私の赤ちゃんって感覚は危険

 

お腹の中にいた赤ちゃんが産まれたら、私の赤ちゃんとか私の子どもって思う親が多いです。女性は特にその想いが強いですよね。

 

でも、この私の赤ちゃんって感覚は結構危険です。赤ちゃんだけではないですが、私の〇〇と人に対して思ってしまうと、そこに独占欲、支配欲などが生まれてきます。すると、あなたの常識がその相手にも当てはまると無意識に思い込んでしまうんです。だから「普通は〇〇なのに、なんでこんなことするの?」って怒りが出てくるんです。

 

子どもに「オモチャを出したらなぜ片付けないの?」ってイライラしたことありませんか?家族に「なんでくつ下を表に向けて洗濯物にださないの?」なんてイライラしたことはありませんか?

 

子どもにとったらオモチャを片付けるのは寝る前だけでいいって思ってるかもしれません。いつも親が片付けるから自分では片付けなくていいって思ってるかもしれません。家族はくつ下が表だろうが裏だろうがどうでもいいのかもしれません。あくまでも、オモチャを片付けてほしいのは怒っているあなたで、くつ下を表に向けてほしいのも怒っているあなたです。

 

あなたの常識では当然のことでも、相手にとったら違うこともあるんです。人それぞれ思っている常識は違うんです。それは大人でも赤ちゃんでもそうです。相手の性別、年齢関係なく自分と全く同じ常識を持っている人間なんて1人もいないんです。

 

特に、赤ちゃんやまだ小さい子なんて常識が全く違うに決まっているじゃないですか。赤ちゃんは生きることだけで頭がいっぱいですし、小さな子どもは目の前のことを楽しむことで頭がいっぱいです。親の思うようにはいかないんです。

 

赤ちゃんも1人の人間

 

赤ちゃんも1人の人間です。生きることで精一杯なんです。それに人間ですから個性もいろいろあって当然なんです。

 

よく寝る子もいれば、泣いてばかりの子もいます。1人で遊ぶ子もいれば、ずっと誰かと一緒にいたい子もいます。大人だってそうでしょ?睡眠時間がたくさん必要な人もいれば、短い睡眠で満足できる人もいます。ずっとしゃべっている人もいれば、あまりしゃべらない人もいます。1人の時間が大好きな人もいれば、ずっと誰かと時間を共にしたい人もいます。赤ちゃんも大人と同じように個性があるんです。

 

だから、みんな同じようには育たないし、同じ育児法で上手くいくわけもないんです。育児に正解なんてないんです。その子に合った育児を見つけるしかないんです。

 

なので、まずは1人の人間として見てあげましょうよ。深く考え込まなくていいです。1人の人間といかに生活を楽しむかを考えたらいいんです。

 

赤ちゃんは未知の生物ではない

 

でも、泣いてばかりの赤ちゃんの気持ちなんでわからないって思いますよね。何を考えているかわからないから、未知の生物のように感じますよね。少ししゃべれるようになっても、子どものことはわからないことも多いですよね。

 

赤ちゃんだけではないですが、目の前の人間と一緒に快適に過ごすために必要なことは信頼関係です。結婚した相手とも信頼関係があったから結婚したんでしょ?赤ちゃんもそうです。親は赤ちゃんが自分の子だから信頼してますが、赤ちゃんからしたら目の前の人間が親だなんてわからないから、信頼とかないかもしれませんよ。

 

だから、まずは赤ちゃんとの間に信頼関係を築いてください。そのためには、赤ちゃんがリラックスできる空間を作ることです。赤ちゃんが、ここにいてこの人と一緒にいたら安心できるなぁって感じられる空間を作ってあげてください。

 

子どもでもそうです。まずは、子どもと信頼関係を築いて、親も子もリラックスできる空間を作ってください。お互いの妥協点を見つけて、みんながくつろいで安心できる空間にしてください。

 

みんなが安心できる空間で一緒に生活をしていれば、だんだんと赤ちゃんや子どもの思うことがわかってきますよ。未知の生物と感じていた赤ちゃんや子どもが、自分と同じ人間なんだと感じられます。

 

家族みんなが安心できる空間とは?

 

家族みんなが安心できる空間にするために必要なのは、親の笑顔と親の心の余裕です。

 

どんな生き物でもそうですが、集団で生きている生物にとってトップの存在は大きいです。トップが不安定になればみんな不安定になるし、トップがどんと構えていればみんな安心して生活ができます。

 

人間でもそうです。家族という集団で生活をしている人間にとって、トップの人間の影響は大きいです。トップが笑って落ち着いていればみんなも笑っていられるし、トップが不安定になっていればみんなも不安定になります。

 

家族という集団でのトップは親です。親が不安定になれば子どもも不安定になるし、親が笑って落ち着いていれば子どもも落ち着きます。家族はそれぞれの鏡です。相手の心の状態はあなたの心の状態です。

 

なので、親であるあなたがまずどんと構えてましょう。それだけでみんなが安心できる空間になります。親が笑顔でいればみんな笑顔でいれます。

 

さすがに、学校に行き出したり社会に出ていたら他の環境の影響も出てくるので親だけではどうしようもないときもありますが、基本的には親がどんと構えて「何があっても絶対あなたを守るからね、何があってもあなたのことを受け入れるからね」って優しく見守ってあげてください。家という優しい逃げ場があれば、みんな外でがんばれます。

 

さらに安心できる空間にするためには?

 

みんなで褒めあいましょう。相手の嫌な部分ばかり見ていてもいいことないですよ。些細なことでも「ありがとう」ってお礼を言って「すごいね」って褒めると相手は笑顔になります。

 

私の子は一歳半ですが、親である私たちが常に「ありがとう」って言ってたり、子どもを「そんなことができるなんてすごいね」って赤ちゃんのときから褒めまくったおかげで、私たち親のことも褒めてくれるようになりました。子どもがすごいと思ったら拍手をしてくれますし、私たちの頭を撫でてくれます。

 

もちろんダメなことは怒りますよ。でも、圧倒的に褒める回数の方が多いです。過剰に褒めてるわけでもないし、極端な褒め方をしているわけでもないです。ただ、子どもの成功体験を増やしてあげてるだけです。

 

でも、普段から褒めるおかげで、子どもを怒ってもずっと反発して泣いてるなんてことはないです。私たち親が怒って子どもが泣いても絶対慰めませんが、子どもは自分で気持ちの整理をしてます。そして、私たち親は子どもが気持ちの整理をして笑顔で戻ってきたらギュッと抱きしめます。

 

していることはこれだけです。もちろん、過去の記事でも書きましたが、妊娠のときから赤ちゃんの生態を調べて対策はとってきました。後追いの対策も新生児の頃からしました。今もずっと、これからの子どもとの生活のために様々な対策をしています。親の役割を果たすため、子どもと向き合っています。

 

親の役割とは?

 

親の役割とは、1人の人間のレベル上げを手伝うことです。「私の赤ちゃんを立派な大人にしてみせる!」なんて意気込んでたら、いつか疲れてしまうかもしれませんよ。

 

赤ちゃんは自分とは別の1人の人間です。その1人の人間が大人になって生を全うするために毎日がんばってます。それをサポートして見守るのが親の役割です。生きていくために必要な知識を教え、たまに手助けをし、後ろから見守り、がんばるための愛情を注ぐのが親の役目なんです。

 

大人への階段の登り方を教えて見守ってあげてください。

 

まとめ

 

育児は本当に大変ですよね。毎日お疲れ様です。ですので、親のストレスが少しでも減るよう、少し見方を変えてみてはいかがですか?赤ちゃんや子どもは未知の生物ではないです。1人の人間として向き合えば、親も子どもも毎日笑顔で過ごせるようになりますよ。