発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

ジャムおじさんから学ぶ、親にとって大切なこと4つ

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子どもの好きなアニメといえば誰しもが思い付く《アンパンマン》。私も子どもが産まれてから一緒に観るようになりました。とても優しい世界で子どもも大人も楽しめる作品だと思います。

 

そんなアンパンマンを観ているうちに、私はジャムおじさんのような親になりたいと強く思うようになりました。ジャムおじさんは親に必要なことを4つしているんです。

 

そもそもジャムおじさんって?

 

最初からずっと登場していて、アンパンマンを作った人物です。パン工場でパン職人として毎日「おいしくなーれ」と気持ちを込めてパンを焼いてます。

 

そんなジャムおじさん、自己紹介をするときは「初めまして、ジャムです」と名乗るので、たぶん本名がジャムで愛称がジャムおじさんです。

 

ちなみに、ジャムおじさんは妖精です。だって、ジャムおじさんもバタコさんも耳が描かれていないですからね。というのも、過去の作品の《アンパンマンとハッピーおたんじょう日》という映画で人間が登場しているんですが、その人間たちは普通に耳が描かれているんです。なので、人間の見た目で耳があれば人間、耳がなければ妖精なのではないでしょうか。しかし、アンパンマンの設定自体、時代に合わせて変化していってるので、最近の作品で人間が出てくることはないですけどね。童話や昔話も時代が変わると共に内容も変わっていったので、アンパンマンも子どもに合わせて変化していってるんだと思います。

 

ジャムおじさんから学ぶべきこと

 

そんなジャムおじさんアンパンマンからはもちろん、みんなに慕われている人格者です。なぜジャムおじさんはあんなにも好かれるのでしょうか。

 

①常にポジティブで前向きな発言

 

テレビの作品の終わり辺りで、ジャムおじさんが「〇〇は〇〇が大好きになったみたいだね〜」ってよく言います。普段も、人を紹介するきやどんな人物か説明するときに絶対褒め言葉を言います。バイキンマンなどの悪口も言わないんです。常にポジティブで前向きな発言ばかりなのです。

 

この、常にポジティブで前向きな発言ってのがなかなか難しいんですよね。親としては子どものことや子どもの環境などを褒めたり前向きに捉えたいけど、イライラしてるときや疲れているときはどうしても嫌な言葉が出てしまいます。それに「大好き」って言葉を使うのは、ちょっと照れ臭さを感じるんですよね。

 

でも、「大好き」っていう言葉が当たり前のように使えたり、常にポジティブで前向きな発言ができるようになれば、親も子どもも優しくなれるんじゃないかと思うんです。難しいんですけどね。しかし、言葉って消せずにどんどん心の中に貯まっていくものだから、できるだけ優しいステキな言葉で子どもの心の中を満たしたいです。

 

②すぐ行動に移す

 

作品の流れ的に「後でするから置いといてー」なんて言えないんですが、そこは無視して話をします。

 

アンパンマンがいろいろな人をパン工場へ連れてくるし、アンパンマンはいつも顔の交換が必要になるため、ジャムおじさんは自分が何か作業中でも手を止めて相手のためにすぐ動きます。この、手を止めて相手のためにすぐ動くって家族間だけでなく仕事などでも必要なことなんですよね。これができるかどうかで周りからの信頼度がかなり変わります。仕事中に何かお願いをするときに「これが終わった後でやります」って言う人より、「わかりました」ってすぐ動く人の方が好感を持ちませんか?

 

特に子どもが何かをしたいと言ったときはすぐ動いてあげないとダメなんです。思わず「これしてから行くからちょっと待ってて」なんて言いたくなりますが、子どものやる気ってそんなに長続きしないんですよね。言ったそのときにやりたい気持ちになっただけなので、後から動いてあげても「もう、やりたくないからいい」とか言って拒否することもあると思います。

 

どんな場所でも、相手から信頼を得るためにはすぐ行動に移すってことがとても重要なことなんです。

 

③嘘をつかない

 

ジャムおじさんは発明家で研究家です。アンパンマン号を作ったのはジャムおじさんですし、みんなが知らないことも知ってます。アンパンマンもパトロール中に何か質問をされると「ジャムおじさんなら知ってると思うよ」って言ってよくパン工場へ連れて行きます。クリームパンダちゃんもメロンパンナちゃんもそうです。みんながジャムおじさんに聞けばわかると思っているんです。

 

でも、意外と作品の中でも「わからないなぁ」って言うことがあるんです。それなのになぜみんながジャムおじさんに聞けばわかると思っているのか。それは、きちんと知らないことは知らないと伝え、知ったかぶりをせず、適当なことも言わないからです。嘘をつかないからなんですよね。

 

何か質問をしたいとき、人って嘘をつく人は選ばないんです。得た情報が本当かどうかわからないですから。子どもも、親が嘘ばかりついてると、親に何も質問をしないし親に何も期待しなくなります。そんなの悲しいですよね。それに、子どもに嘘をつく子になってほしくなければ、まずは親が嘘をつかないようにしないといけないと思います。嘘をつく人に「嘘をつくな!」って怒られると腹が立ちますからね。なので、信頼される親になるためには嘘をつかないってことが大切です。

 

④周りにお願いをする

 

ジャムおじさんは誰かが「僕がやりたい!」と言ったら「じゃあ、お願いしようかな」って任せます。でも、後ろから見守っていざというときには助けに入ります。これって、子どもの自主性を育てるのにとても大切なことじゃないでしょうか。

 

子どもに任せると時間もかかるし、危ないこともあります。しかも、見守るって結構疲れるんで、親がやる方が親にとって楽なんです。だから、ついつい「私がやるから」と子どものやる気を奪ってしまいがちですよね。でも、いつまでも親がしていたら子どもは自分から何かをするってことをしなくなると思うんです。

 

小さい頃から「やりたい」って言ったことはチャレンジさせてみて、危なくなったら助けるってことをして、失敗も成功も体験させるのが親の役目です。失敗しても怒らず助言だけして、成功したらいっぱい褒めて、日常の生活の中でたくさんの経験をさせることが子どもの自主性を育てるのにとても大切です。

 

まとめ

 

設定上、そうしないと話が進まないとかいろいろ大人目線ではありますが、そこは目を瞑ってください。

 

作品の中で、ジャムおじさんは《みんなを守るアンパンマン》を守る人と描かれています。言い換えれば、ジャムおじさんがいるからアンパンマンはがんばれるんだと思います。これって子どもにとっても同じじゃないでしょうか。自分を守ってくれる人がいるから、毎日がんばって楽しんで生活ができると思うんです。

 

ちなみに、上の写真の絵本は、子どもが気に入りすぎて買ってから1週間でボロボロになった大好きな絵本です。寝てるとき以外ずっと触ってましたからね。なので、アンパンマンが好きな子どもさんならオススメの絵本です。