発達障害な私の育児日記

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発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

うつ病・自殺未遂・流産の過去

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産後一年未満の女性の死因一位は自殺だというニュースを観たため、前回、世の中のお母さんへという手紙を書きました。

okamati.hatenablog.com

ただ、偉そうなこと書いてるなぁって思う方も多いだろうなぁと思ったし、ただの偽善者が書いた綺麗事に見える方も多いだろうなぁと思ったので、今まで完全に伏せていた過去の部分を書きます。一部は身内のみ知ってますが、一つだけは全く誰にも言ってないです。

 

私は、うつ病、自殺未遂、私原因の流産経験者です。私のせいでお腹の赤ちゃんは亡くなりました。

 

 

 

うつ病生活と自殺未遂

 

高校生のとき、家族のことが原因でうつ病になりました。18歳から精神科にかかりだし、23歳で医者にもう大丈夫と言われるまで5年病院に通っていました。

 

主な症状は、人が怖い、やる気が出ない、生きる気力がない、精神不安定、常に死への願望が消えない等様々ありました。もともと自律神経が乱れやすかったため、体調にも常に影響が出ていました。その中でも特に強かった症状が死への願望です。

 

毎日死にたくてしかたなかったです。朝は今日も生きてたかという思いで始まり、昼はいつでも死ねるのだから今さえ乗り切ればいいと思って過ごし、夜は寝てる間に死ねますようにと祈って寝ていました。成人式を迎えたときも、うれしさより20歳まで生きてしまったという感情だけでした。

 

私は20歳で一度結婚していますので、前の夫はうつ病を知っていました。ただ「理解できない、お前が弱いからだ」というスタンスだったので、全く助けてもらえなかったです。普通の方なら「なんでそんな奴と結婚したの?」って言うと思います。ただ、うつ病など精神的にかなり弱っているときって正常な判断ができないんです。それに、自己否定が強かったので、少しでも必要とされている環境がうれしかったっていうのもあります。それくらい、当時は人を見る目も判断能力もなかったんです。

 

そんな夫だったので、結婚して比較的すぐに自殺未遂をしました。最終的な自殺理由は《お弁当を作るのに失敗したから》です。別に当時の夫に怒られたわけではないんですよ。ただ《お弁当を失敗した》って事実が引き金になっただけです。

 

くだらない理由でしょ?意味がわからないでしょ?でもね、ずっと死にたいって本気で思ってる人にとっては、最終的な自殺理由なんてそんなもんなんです。理由なんてなんでもいいんですよ。

 

よく例えで使われるコップで説明をすると、うつで自殺願望がある人のコップってヒビが入ってるんです。満タンの水はなんとかこぼれはしないが、少しずつヒビが増えていってるって感じです。本当は途中でヒビを治せりゃいいんですけど、そんな気力もパワーもない。満タンの水があふれたら死んでしまうから、なんとかヒビがいかないように抑えてるって感じです。

 

そして、私は《お弁当を失敗した》って理由でまたヒビを入れてしまい、コップが割れてしまったってことです。結局は助かったので未遂ですがね。

 

入院はしましたが体に跡が残るような自殺は選ばなかったので、現在、見た目にはそんな過去がある人間だとは思われてないです。そして、なんとかうつ病を少しずつ治しました。うつ病に基本的には完治ってのはないので、今は症状が治まっているってだけです。

 

流産

 

そんな自殺未遂からしばらくした後、妊娠が発覚しました。でも、当然精神面は不安定ですし、夫も相変わらずの自己中な人だったので、薬こそ飲んではいなかったからよかったものの周りは心配していました。それに、自分の計算と医者の告げる週数が全く合わなかったり、心音を確認できる時期になっても確認できないなどということで医者からは注意するよう言われていたため、私自身も不安な妊娠生活でした。

 

そんな中、当時のうつによる精神的な要素と当時の夫とのいざこざで自分の中でいっぱいいっぱいで、しかも、離婚したくても妊娠してるから簡単にできないから逃げ場がないので追い込まれ《こんな子さえいなければ》って強く思った瞬間、出血してそのまま流産しました。私がお腹の子どもを憎んだから子どもは亡くなりました。全て私のせいです。それに、私は最低なのでこの流産の原因は誰にも言えませんでした。

 

過去の記事で流産による不妊で悩んだと書いているのがありますが、実際、この流産により不妊となりました。しかし、この件で離婚もうやむやになったので、子どもはほしかったんです。相手が欲しがっていたってのもあるけど、自分の罪への後悔とか、相手への償いの想いとか、お腹にいた子への償いの想いとか勝手な自己満足な理由でほしかったんです。でも、妊娠できませんでした。そして、子どもがいないというのが主な原因で離婚しました。

 

なので、痛いほど気持ちがわかるんです

 

なので、本当に痛いほど気持ちがわかるんです。うつの辛さも、自殺してしまう気持ちも、子どもを受け入れられない辛さも本当に痛いほどわかります。

 

特に、辛い気持ちが強いほど人に言えなくなります。こんな醜いことを考えてるなんて誰にも言えなくなるんです。本当につらいとき、人は口を閉ざしてしまうんです。

 

だから思うんです。自分の気持ちを言うのは勇気がいるし怖いけど、最悪な結果になる前に辛ければ誰かに伝えてほしい。今なら、虐待のダイヤルや女性を助ける民間団体もたくさんあります。虐待のダイヤルや女性を助ける民間団体は、とりあえずそこにかければ、大抵はあなたに合った場所の電話番号を教えてくれます。それに、そういうところの電話では別に名乗る必要もないし、住所なども教えなくていいんです。相手も無理に聞き出そうとはしません。ただ、辛いと一言言うだけでもいいんです。

 

前回の記事でも書きましたが、そういう団体が嫌だったら私でよければ話を聞きますよ。私のプロフィールにTwitterのアカウントが載ってるんで、そこにDMください。

 

現在

 

私は現在再婚して一児の母です。もちろん、自分のせいでお腹の中にいた赤ちゃんが亡くなった体験で自分が追い込まれたら何をするかわからないことを自覚していたので、妊娠中から様々なことを調べました。二度と子どもにあんな酷いことをしたくなかったから。

 

ブログを見てもらってもわかる通り、様々な仮説を立て対策をしていたんです。後追いの時期が一番自分が追い込まれることも自覚していたので、後追いの時期対策を新生児の頃からしていました。私がいつどうなってもいいように子どもがパパっ子になるようにもしましたし、私がどうなっても生活できるよう夫には育児の全てを伝えています。そんな風に妊娠中も、そして現在もずっと子どもを守ることだけを考えています。

 

でも、子どもを守ることを考えると親が笑顔でいるってことが大切になってくるんです。親が笑わないと子どもも笑わないんですよ。

 

なので、どうかたくさんのお母さん、お父さんが笑顔で過ごせますように…そして、たくさんの子どもが愛されますように…幸せな家族が増えますように…と祈りながらいつもブログを書いてます。私の書いたブログで、誰かの気持ちが少しでも楽になればと思ってます。