発達障害な私の育児日記

発達障害な私の育児日記

発達障害を抱えながら家事・育児に奮闘中!私ならではの解決法を提案します!

夫へのお願い《イクメンじゃなくていいんで話を聞いてください》

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イクメンや女子力って言葉はよく聞きますが、正直その言葉の必要性がよくわかりません。イクメンにしても女子力にしても、周りとの人間関係を円滑に行うための気配りだと思うんです。その言葉のおかげでがんばれる人もいるのでしょうが、一般的にイクメンとか女子力が高いとか言われる人が、自分からイクメンとか女子力とかって言葉を使っているのはあまり聞いたことがありません。

 

特にイクメンという言葉に関しては、疑問しか出てきません。育児に関わるのは当たり前って言いたいのではなく、イクメンを目指して一番大切なこと見落としてませんか?」という素朴な疑問です。

 

 

年配者の子育ての愚痴

 

子供を育て上げて歳を重ねた年配者の方、主に母と義母の話を書きますが、出てくる子育ての愚痴は同じ言葉です。

 

「なにも話を聞いてくれなかった」

 

オムツを替えてくれなかったとか、遊びに連れて行ってくれなかったとか、子どもと積極的に関わってくれなかったとかではなく、話を聞いてくれなかったことしか愚痴を言いません。仕事で疲れているのに愚痴は聞きたくないとか、家のことは任せてるんだからお前が決めろとか、様々な理由をつけて話を聞かなかったそうです。人生で初めて母になったからいろいろ相談したいのに、夫のかわいい子のはずなのに家族に興味を示してくれなかったと言います。

 

その結果、話を聞いてくれない人と話す気になれるはずもなく、母は離婚、義母は義父を看取りましたが最後まで自分のことを話すことはなかったそうです。あくまで一部の例ですが、子育ての時期のことが子どもだけではなく、夫婦間の今後にも影響する可能性があるということです。

 

話を聞いてくれる安心感

 

私の夫はお風呂はいれてくれますし、積極的に子どもと遊んでくれます。でも、オムツは替えないし、子どもが大泣きすると機嫌が悪くなるし、お風呂にしても遊ぶにしても私が事前に準備をして後片付けをしなくてはいけません。イクメンと言われると頭に?が浮かびます。でも、不満は一切ないです。何故なら、話を聞いてくれるから。

 

まず夫が帰ってきたら、今日の子どものえらかったことを言って子どもを褒めてもらい、次に子どもが失敗していたことを言って2人で解決策などを話し合い、最後は今日私が何をしていたかなどを聞いてもらいます。特に私の話なんて、夫は興味がない近所の人とのエピソードとか、夫は興味がないテレビでやっていたニュースのこととかくだらない話ばかり。仕事が終わって疲れているのに話に付き合わせて申し訳ないなとすごく思います。

 

でも、「いつも話を聞いてくれてありがとう」って伝えると「大人とも会話したいだろうしいいよ。いつも家事と育児をありがとう」って言ってくれます。話したいことを全部話しても10分くらいの内容ですが、この10分のおかげでストレスはかなり減ります。

 

外で働く大変さはわかります

 

男性でも女性でも、働いてお金を得てくるのは本当に大変なことだし尊敬します。家事と育児より外で働く方が大変だと思います。でも、夫が専業主夫になるから働いてきてほしいと言ったら私は喜んで働きに出ます。働いてお金を得る方が、ストレスは溜まったとしても家にずっといるよりかは満たされやすいからです。

 

仕事をがんばれば結果も出て、毎月給与という形で働きに対する対価を得られます。でも、家事や育児って対価をなかなか得られないんです。子どもはかわいいし、夫が仕事をがんばれるのは私が家事をしているからだと思っていますがそれだけでは満たされないんです。だから、家事を時給に換算するととかっていう話が出てくるんじゃないですかね。

 

あくまで、家族が好きだから家事をしているだけなので、その上に胡座をかいてたら、気がついたら家族ではなく単なる同居人になってしまいますよ。たった数十分でもいいんで家族に目を向けてください。家事や育児の対価は家族からの愛情や気遣いです。

 

お互いに感謝の言葉や気遣いを見せて円満な家庭にしませんか?